会員の声

通信教育の現場が開いてくれた、私の新たな学びの道

2026年2月13日 15時38分
会員の声

 はじめまして。このたび日本通信教育学会に入会いたしました、江田友祐と申します。

 私は地元の県立高校を卒業後、早稲田大学人間科学部(残念ながらeスクールではありませんでした)および同大学院で建築環境学を専攻し、主に調査手法の比較やニーズ把握の方法に関して学びました。卒業後はB to BのIT企業に勤務し、その後は独立して個人で事業を行うなど、「教育分野」とは関わることのないキャリアを歩んでおりました。

 通信教育との本格的な関わりは、2018年度に開学した東京通信大学に、設置認可および教務担当として入職したことを契機としています。メディア授業型の大学で職員として通信教育の現場に立つなか、日本の大学通信教育が抱える構造的課題や可能性を実感し、体系的に学びたいという思いが強まりました。

 その思いに導かれ、今度は学生として通信教育の現場に身を置くべく、桜美林大学大学院大学アドミニストレーション研究科(通信教育課程)に進学しました。そこでは、本学会会長である鈴木克夫先生のご指導のもと、修士論文では大学通信教育の質保証、とくに自立学習型と仮想教室型の教育モデルが抱える制度的課題について比較研究を行いました。社会人学生として通信教育を経験したことも、研究への視点を支える大きな基盤となっています。

 職員としての現場と学生としての現場。これら二つの通信教育の現場が開いてくれた学びの道を、今後さらに深めていきたいと考えています。私の現在の研究テーマは、大学通信教育の制度と運用、メディア授業の位置づけ、質保証のあり方です。

 2025年10月に本学会事務局の幹事に就任いたしましたので、学会運営と研究の両面から、本学会の発展に貢献できるよう邁進してまいります。

 どうぞよろしくお願いいたします。

(独立研究者/日本通信教育学会 事務局 幹事 江田友祐)

(「日本通信教育学会報」通巻65号より)