通信教育のこの1冊

佐藤卓己・井上義和 編 『ラーニング・アロン 通信教育のメディア学』(2008年,新曜社)

2020年12月25日 00時00分
通信教育のこの1冊

 本学会の会則における目的は、「本会は、開かれた教育を目指して通信教育を研究する会員相互の交流を促進し、学術研究並びに調査活動を通じて、通信教育の普及発展に資することを目的とする。」とある。この普及発展には、通信教育について著された書籍を分析することは有益である。今回は、刊行から12年の時を経た「ラーニング・アロン 通信教育のメディア学」(以下、本書)について評したい。