会員の声

研究協議会に初めて参加して

2014年1月31日 00時00分
会員の声

 職場の同僚のIさんから「日本通信教育学会」を紹介され、HPで見た第61回研究協議会の内容に惹かれ、入会するとともに研究協議会に初参加させてもらい、貴重な時間を過ごすことができたことを感謝しています。

 最初のTさんの発表を聞いて、正直、若いのに「通信制高校のことを良く理解されてみえるなと」感心しました。Tさんをはじめ、UさんやFさんら若い方々の発表を聞かせてもらい、彼ら彼女たちから「気」みたいなものを感じとることができたことも良かったなと思います。また、以前、愛知でやっている研究会に京都から来ていただいて報告してもらったAさんに久しぶりに会えたりもしました。

 皆さんと昼食を一緒にとる中で、若い方々から、通信制高校やサポート校に関心を持った経緯を聞くことができました。連絡先も交換しましたので、冬季休業中の研修として発表要旨集録をじっくり読ましてもらい、感想・質問などをさせていただけたらと考えています。

 帰りは、もう一つの目的であった東京都美術館の『ターナー展』に行きました。『ターナー展』に行くのはたぶん大学生の時以来30年ぶりぐらいだと思います。夏目漱石の『坊ちゃん』にターナーの絵のことがでてくるので、再度見てみたかったのです。『坊ちゃん』は今回はじめて読みましたが、TVドラマ『半沢直樹』を彷彿とさせるような坊ちゃんの言動や生徒の処分をめぐる職員会議の様子などが出てくるので興味深く読めました。

 来年もまた、研究協議会に参加できることを楽しみにしています。

(愛知県立旭陵高等学校:小久保 光浩)

「日本通信教育学会報」(通巻41号)より